歴史色々・ヴィットリオーサ【マルタ島滞在記その14】

2015年冬の3か月マルタ語学留学より、徘徊の記録を抜粋しています。
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マルタに行ってきました。

2015/12/11

カルカラを後にしてスリーシティーズはヴィットリオーサへ向かいます。
徒歩約30分ぐらい。


向かう道すがら、あちらにもこちらにも教会。
観光局のサイトでは300以上、学校では366あると聞いたけど、実際の数は現在どうなんだろう。

石造りの屋根とサボテン。乾いた空気に雲一つない晴天です。

日本車たくさん走ってます。
古い物も多くて、大事に乗られてるのが嬉しい。

町の入口だよゲート。

ちなみに「スリーシティーズ」ってその名の通り「ヴィットリーオーザ、セングレア、コスピークワ」の3つの町の事なんだそう。
半島と、半島と、そのふもと、みたいな。
バレッタへのフェリーも運行してます。

石畳の小道。このあたりはもうヴィットリオ―サ。(多分)



 可愛い扉に格子、ドアノブやノッカー。






ノルマンハウスを見学。
この名称で有名なのはイムディーナのそれだと思うけど。。。
13世紀頃の建物だそうです。





結構色んな所で見かけたサロメの絵。
磔のイエスといい、やっぱり痛い感じが多い。。。

小道を抜け海側に降りてきました。



ピカピカのクルーザーやお洒落な飲食店が並びます。


突端には要塞フォートセントアンジェロ。


けどちょうどこの時は改装中で入れませんでした。。。
ちなみに海を挟んだお向かいはすぐ、バレッタのアッパーバラッカガーデンです。

海岸沿いのトラットリアでビールとパスタでランチ。
外食と言えばビールとパスタに、なんだか決まってきている最近。
アルコール安いのと、やはりピザやパスタは一人で頼みやすいのです。。。

このパスタ、なんていうんだろう。
日本でははあまり馴染みのない形ですね。。。
ブロッコリーのクリームソースは見た目よりあっさりでした。

見つかっちゃった。。。

昼食を済ませ再度散策。
機関車?煙突長すぎない?

海事博物館にお邪魔します。


動力の開発があって


小型の物もできて

 手でみんなでこいでたやつとか

帆船とか

測量とか海図とかも進化して

こんなん乗せちゃう時代が来ちゃったりして

海底にも行けるようになって
写真はだいぶ順不同です。

技術の発達が予期せぬ(?)争いを生むのは海事に限った事ではないのですが
展示物は例によって大航海から先の大戦までに及び、すごいなあはもちろん、やっはり心痛い内容もなきにしもあらず。
とてもキレイ、とかではないですが、豊富な展示物に興味ある方はわくわくして見られると思います。

続いて宗教裁判所へ。
そもそも信仰違うから逮捕って、なんかもう中世ヨーロッパって大変だなあ。


こちらは台所。



2階にあがると

何やらありがたい感じの。。。


こちらは裁判官のお部屋。

 クリスマス近いので、クリブ色々が飾られています。


教会の中や入り口に、等身大で作られている事もあります。
イエス生誕の、その貴重なシーンの再現模型ですね。

この人急に話しかけてくるの。結構びっくりします。。。
何か解説してくれるらしいのですが、英語わかんないのと、話し方ちょっと怖いので遠慮しておくね。




囚人の部屋、だったと。

なんか現物あったっけ、なかったけ、もう覚えてないです。
苦手なジャンルなんです。 

トイレ?どこ?と思ってたら

右の穴から

落ちてここに貯まるって事でしょうか、衛生的に大丈夫なんでしょうか。
 違ってたらすいません。あんまちゃんと解説読んでこなかった。。。

 日本みたいに神道も仏教も上手に共存してきちゃった国の人には、「神様違うからアウト!」みたいな感覚はやっぱり理解しづらいような。
同じコミュニティに同じ価値観やルールが必要っていう大原則はわかるけど。。。

宗教の対立とか色々言われてるけど、根本は神様の話じゃなくて「人間の本能と心理」なんだと思います。
神様を利用する人々に翻弄される人々が、今度は神様を言訳に使う。
神様もいい迷惑だろうなあと思ったり思わなかったり。 
さておきヴィットリオ―サは見どころ満載の素敵都市でした。
神様今日という日をありがとうー。


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