アプサラダンスのディナーショー【シェムリアップ訪問記録その5】

実はホテルを今回のアンコールリゾートに即決したのは、ホテル主催のショーがあるからなのでした。
ショーは絶対どこかで観たいと思ってたのですが、どれがいいのかもわからないし、一人を別途予約したりするのも面倒だし、だけど外したくないし。。。


「19:30にお迎えが来るのでロビーまで来てくださいね」との事。
てっきり施設内にシアターがあると思ってたよ。。。

もしかしたら人数少ないからどこかのショーに混ぜてもらうのかな。
それならそれで手間いらずでいいけど、なんて事を想いながら車に揺られて15分ぐらい。
着いた場所はちゃんとホテルが経営してるキレイな施設でした。

確かに人数は少なくて、私を含め4グループ、全員で10名ほど。
館内はクーラーきいててお座席は外人さんも安心の堀ごたつ仕様です。


こちらディナーのお品書き。

まずはビールでしょ!
アジアのビールってどれも薄い、というかスッキリ系ですね。
ほんのり残る苦味と炭酸が暑い気候にピッタリ。
お食事の邪魔にもならなくて、とりまのビールはやっぱ最強だと思うなー。

一度にお膳で来るので、量少ないかな、少し寂しいかな、とも一瞬思うのですが、
食べたら食べたでちょうどいい、というよりこれ以上は無理、な適量。
考えてみたらショーの合間に何度も行き来されるより、一度に出してもらった方が落ち着けるよね。

どれも外れなくおいしかったです。
ココナツやレモングラスの香りが南国。
いずれも辛すぎず甘すぎず酸っぱすぎず、ほどよく食べやすいのです。

マレーシアのママックのカレーとかナシレマとか、アサムラクサのあの酸味とか、死ぬきり甘いドリンク類にたいがい疲れているので、本当に安心できるの。。。

海老の天ぷらは、天ぷらというよりフリッターですね。ふわさくでおいしかったです。


さてお目当てのショーです。
豪壮ではないけれど、恐らく全て生演奏、生歌、生ダンス。
いずれも伝統技巧の光る、ああ、カンボジア来たぞって実感できるプログラムでした。

写真撮影禁止ではなかったけど、席的にあまりいい画もとれそうになかったので参考までにYouTubeに公開されてる動画を貼らせていただきます。

独特の手指の動き。ショーのパンフレットによると、花に関する表現が多かったような。
ダンスを始めた生徒さんはまず最初にこの動きを毎日練習するそうですよ。

そして「アプサラ」の語源はインド神話の「アプサラス(天女)」から来ているとあり、恐らくそれを模しているのでしょう、
片足を上げて、軸足も曲げるという、地味ですがバランスと筋力の必要なポーズがとにかく多い。
さすがにここまでは曲げてないけど。。。

楽器は笛、太鼓、木琴、鉄筋、鐘。
木琴のコロンコロンいう音はまさにアジアですね。

動画探せなかったのてすが、歌が素敵でした。(女性でした)
澄んだ声、地声と裏声を使い分ける独特のこぶし回し。
キーはあるんだかないんだか、歌の部分がほぼ独唱になるのですが、一節終わって始まる楽器の演奏との合わなさがなんだかまた癖になるというか。。。

実は音だけボイスメモってきたので、たまに聴き返したりしてます。
デザートのフルーツサラダとかぼちゃの甘煮は素朴でうまうま。

ディナーショーのお値段は事前予約で29USDでした。
他情報で確認するともっと安い方もいらっしゃるので、もしかして、とも思いますが、本人納得できてるので気にしなーい。
ちなみにビール追加で頼んだはずだけど、その分のお金払ってないな。サービスかな。。。

しっとりカンボジア満喫の素敵な夜でした。
←オールドマーケット界隈【シェムリアップ訪問記録その4】

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